片手に乗るかわいいミニアンプ
12BH7A Push-Pull製作

※インテリア性を重視しリビングにも違和感なくマッチするアンプを製作してみました。

注意※真空管アンプの内部は、数百ボルトの高電圧がかかっています。 感電、火災、破裂などの事故に十分注意して下さい

【性能もデザインも素敵】

・片手の上に乗っかる小型軽量なアンプが出来ました。
・最終型はこちら。

※ボリュームつまみを小型のものに変更し
全体のバランスをとりました。
準備しましょう。
●部品表
電源基板¥7,900、出力トランス@1,900×2、(送料等1,800)
ステンレストレー@100×2、
真空管12BH7A@340×2、9Pソケット@150×2、
トグルSW¥200、
LED¥50
メタコン¥400、
RCA端子@150×2、SPK端子@250×3
100K-VR@200×2、ツマミ@150×2、
メイバン@60×2→今回使用せず
ゴム足@30×3、ACコード¥250、
半田¥150
ねじ・配線材など¥550

部品代金合計¥18,240円也
・サンドイッチの下トレイにトランスと電源基板を搭載

・電源基板と出力トランスはイチカワトランスの製品を使用。

※小さな基板上にB電源、ヒータ電源、初段管増幅用の
オペアンプ回路が集積されています。
・パーツの配置を決めているところ。(上のトレーです)

※部品配置の考え方の基本は流れるような配線にする
ことだそうです。
・下のトレイに基板とトランスを搭載しトップヘビーにならぬ
よう重心を下げます。
・基板取り付け位置が若干中心よりずれてしまった。
・基板のアップ。かなり小さい。

※ケーブルはネジ式の端子台に取り付けます。
・出力トランスです。

※プッシュプル用はシングル用と比べかなり小型軽量
で同じ出力なら価格も安価です。
・上トレイに搭載する部品類
・パーツ類、入出力端子などは見た目の高級感を出す
ため金メッキ製とした。


パーツをけちって僅かな原価を下げるよりそこそこのものを使用するほうが
満足感があると思います。
とにかく原価を下げたい方は、メタコンを中止し電源ケーブルの直接接続、
RCA入力、バインディングポストなどを廉価品に変更、R/L独立VRを2連とし
ボリューム及びツマミを節約。
これだけやっても1,000円も下がらないと思います。見た目もチープに
なりますしね・・・

※パーツ類は日本橋のジャンク屋、デジットで購入。
・真空管はYahoo!オークションで落札@340也

TRONIXはアメリカのメーカーかな?白箱入りの新品
でした。5本で1,700円也。
ヨーロッパ管のBRIMER,HALTRONが混在、こちらのほうが
音は期待できそう。

※なんと出品者様は我が家のすぐお近くの方でした、
ご好意で配達していただきました。送料・振込料必要なし
こんなこともあるのですね。
作っていきましょう。
・シャーシ底面にゴム足を付けた。
上トレイの穴あけ加工に際しシャーシに傷が
つかないように
マスキングしています。
・丁寧に穴を開けていきます。

※切り屑が指に刺さったりします、注意してください。
・シャーシパンチで丸穴を抜いています。
・波動スイッチなどを使用する場合は角穴を開ける必要が
あります。その場合はハンドニブラなどを使用するのですが
きれいには、できません。がたがたになります。
・とりあえず、こんな感じになります。
・ボリュームツマミを替えてみましたが、、、
上の写真の方がバランスが良い。


※つまみが大きすぎて真空管が負けてしまっている。
・あとは配線をしましょう。
・写真がぼけている、すみません。
・3mmの長ボルトを3本下トレイより立ち上げる。
・完成です!

※シンメトリーデザイン
・どうです、かなりコンパクトでしょ、、、
・片手でも楽に持てます。
・一号機とのツーショット!
・早速、聞いてみました。

※うん、いいね〜POWERも充分!
【2.5W+2.5W】
・配線にチューブを被せてまとめることにしました。
・配線はきれいにまとまり、シャーシ内に収まった。
・角度を変えて記念写真をもう一枚!
・エージングのため音楽を聴きながらホームページを
作っていく、ながら族かな!?



後書き
完成品の電源基板を流用することにより、簡単に真空管アンプの音色を楽しむことができます。
今回、私はリビングのTV用にどうかなと思い製作いたしました。