gmが測定できるポピュラーな米国軍用真空管試験機
 TV7D/U→そのレストアに挑戦

※ヤフオクにてジャンク出品されていた品をGet。
約\44,000でした。(08年11月)→そのままでは使えませんでしたのでやはりジャンクでした。

注意※真空管試験機の内部は、数百ボルトの高電圧がかかっている部分があります。 感電、火災、破裂などの事故に十分注意して下さい

確認してみましょう
・ケースの表示はTV-7A/Uとなっています。
(本体はこのシリーズ最終モデルのTV-7D/Uです)
・本体とケースの止めねじは欠品。
・エーコン管ソケットは割れていません。
(TV7は結構このソケットが割れているものが多いそうです)
・銘板のアップです。
・付属品はデータシートとミニチュア用(7・9P)
の矯正器のみでした。
ソケットアダプターは付いていませんでした。。

・メータは取り替えられたようです。
(なぜかTV-7E/U?と表示があります)

海外のサイトでこれと同じ写真を掲載している
ものがありました。
・ヒューズランプが欠品しているためそもそも
電源が入りません。

・標準は6.5V−6.63W(約1A)となっておりますが
身近なところでは入手できませんので代用品で
済ませました。


・これでなんとか電源は入りましたが、パイロットランプが
点灯しないのでみると、こちらも欠品。
(いわゆる豆球、6.3V−150mA)を取り付け。
・今度はプレート電圧が上がりません。
水銀整流管83を交換。
・内部はあまり手入れされた形跡は認められない。
・配線は絡まったラーメンのようだ。
・本体を抜き取ったケース
・83の奥に5Y3GTがあるのですが隠れて見えません。
・メーターの裏側(密閉型で分解できない模様)
・真空管ソケット部と電源トランス。
・ジャンク球のベースを使って治具を作りました。

・ピン番3-6間に150kΩのRを入れます。

・プレート電圧を150Vになるようにラインアジャスト
つまみで調節します。

・写真が面倒なので調整してる写真がこれ以上ありません。
・ケースの取っ手が欠品
・6EJ7をテストしています。
・棄却値ぎりぎりの球のようです。

・一応動いているようですが、基準球がないので
精度は不明です。