1bit方式ビットストリーム型DAC7 搭載機
TEAC VRDS-10ジャンクを落札
※カタログスペックを超える満足感を目指して。
元箱、、取説、リモコン付美品!送料込みヤフオクにて約\39,000円でGET!
注意※修理、メンテナンス、改造を紹介しておりますが市販品の改造等を推奨するページではありません。
![]() |
||||
確認しましょう | ||||
![]() |
・ノンフローティングメカニズム「VRDS」を採用。 ・デジタル出力は同軸、光を1系統ずつ備え、トランスポート用途のために独立してON/OFFできる。 ・1995年製(当時の定価\150,000?)※実勢は8〜10万円? ・トレイのオープンが出来なくなったとのことでジャンクとして出品されていました。 ・電源を入れて確認すると確かにトレイが出てこない・・・→CD聞けない→オークション出品となったのでしょう。 |
|||
解体を始めます | ||||
![]() |
・上部のカバー(へキサゴンスクリュー)を外すと、鉄板の上ブタが出現、これも外す。 |
|||
![]() |
・VRDS機構部が出現。(鋳造でしっかりと造られています) ・VRDS機構はCD盤を大慣性のターンテーブルに固定することで、ディスク回転の際の 振動をシャットアウトし、さらにディスクの反りやゆがみを矯正するものです。 |
|||
![]() |
・上部から見て、左側にアナログ基板。 (ICには銅板が貼り付けてあります) |
|||
![]() |
・モータ駆動用と思われるケーブルはノイズ防止のためシールドされています。 ・上から見て左側のデジタル系統含んだ基板。 (電源用コンデンサ頭にも銅板が、、間には一般整流用ダイオードブリッジ・新電元S2VB) ・2003年6月に発売された後継機「VRDS-15」はショットキバリアにグレードアップされた模様。 ・暇があれば電源周りをSBDや低ESRケミコンに交換したらいいかも。 |
|||
![]() |
・基板の右端、ケーブルの根元付近に水晶発振子があります。 温度変化による誤差を抑えるために断熱テープに巻かれている ・TCXOに交換される方もありますが、私はそこまでは? ※TCXO (Temperature Compensated X'tal Oscillator) TCXOは温度補償型水晶発振器で、水晶振動子の持つ温度特性と正反対の回路特性を組み合わせる事により、 水晶振動子単体よりも遥かに高い安定度の信号を出力します。 TCXOは身近なところでは、携帯電話の多くに使われています。 |
|||
![]() |
・VRDSを外したところ。 | |||
![]() |
・トレイを前に滑り出して外します。 ・ギヤの破損を予想していましたが、問題なし、良かった。駆動ベルトは伸びています。 |
|||
![]() |
・伸びきったゴム・10年以上経って劣化しています。 | |||
![]() |
・TEAC社はユーザーにパーツの供給もしてくれるそうですが、 時間とお金の節約のため適当なOリングにて代用します。 ・ついでにピックアップも清掃しておきました。 |
|||
![]() |
・修理は一応完了。(上段が本機、リモコン使用でパネル 及びスイッチ類の照明を消灯することも出来ます) ・試聴してみましたが、思った以上に素晴らしいです。 ・1bit方式は原理的にグリッジノイズやゼロクロス歪みが発生しない、 クリアーで伸びやかな音質が特徴ですが、反面、低音が出ないと いわれ、マルチビットに 固執するマニアも多いそうです。 ・しかしこれは低音の厚い押し出し感があるぞ、、、。 ・ビットストリーム方式DAC7を2個並列使用による連続性のある滑らかな音質することで同相成分のノイズを打ち消す効果のあるダブルディファレンシャルモード?とのことです。 |